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ポイント読書(ビジネス編)『君から動け。』まとめレビュー

ポイント読書(ビジネス編)

『君から動け。』まとめレビュー 

 

 

ポイント

士農工商の時代に生まれた渋沢栄一、その時代は商人は欲望に塗れた卑しいものと認識されていた。しかし、渋沢は、世の人のためという高い志である「士魂商才」を掲げ、商売は利益を得ることと導毒を守ること両者をバランス良く保たなければならないとした。

 

・トラブルや揉め事は自分が得意になっている時に起こる。人はうまくいっている時、調子に乗りやすい。心に隙が生まれやすい。災は、この隙をついて入り込む。だから調子が良いときも気を緩めないように心がけなければならない。

 

・一方、何か大変なことがある時、人は細心の注意を払い、覚悟を持って、心を引き締めて物事に取り組む。この心がけが名声をもたらすのである。

 

・仕事の8割は雑務である。

 どんな些細な仕事も丁寧に、頭を使い、心を込めて処理していくことが仕事の行方を左右する。

 

・人はこの世に生まれてきた以上、自分のためだけではなく、何か世のためにすべき義務=天命がある。 

 

 

 

感想

現在話題の渋沢栄一である。実業家として日本の経済の基盤を作った方である。誰もが知る有名企業は、ほとんど渋沢氏が関わっているくらいである。そんな実業家の経験に基づくノウハウは必読に値する。