ポイント読書(ビジネス編)『超・達成思考』まとめレビュー
ポイント読書(ビジネス編)
『超・達成思考』まとめレビュー
作者 青木仁志 氏
ポイント
3章立てで約P150と薄い本になっています。しかし、内容は濃いと感じました。重要なことが結構書いてあります。
超達成する人の共通点を挙げています。
1 成果の定義付けができる人
投資でいうところの成果は、リターンを得ること。具体的に定義することで実現可能性は上がる。
2 成果を手に入れるための方法論を持っている人
いつまでに何をすると言った計画を実行してこそ成果を上げられる。
3 成果に対して行動がぶれない人
常に行動について成果の目標に外れていないか確認すること。
4 何をいつまでにするかを明確にしている人
何事も逆算して描けるかが大切である。
5 目標を達成可能なゾーンに設定する人
コンフォートゾーンに設定してしまうと、楽すぎて満足度は得られない。人間は努力して物事を成し遂げると満足度を得られる。アチーブメントゾーンに目標設定することで成長できると言える。
成功する時間とお金の使い方
・コントロールできることに集中する
他の人の思考を変えるのは難しい。無理な場合が多い。自分の捉え方は自由である。
・出来事を管理する
時間は過ぎ去っていくので管理できないが、未来の出来事をコントロールすることはできる。これがタイムマネジメントである。
「◉歳の時にこうなる」と先に決めて逆算して生きることで、完璧ではないが、未来をコントロールできる。
筆者の場合は、人生理念である「愛・誠実・感謝」から一貫性を持った日々を過ごして信用を積み重ねることが必要とのこと。
感想
非常に分かりやすく成功に至るための法則を解説している。本書の表紙にいる黒い鳥との出会いから物語は始まる。最終的にこの鳥の正体が明らかになるのであるが、このストーリーは非常によかった。本文も良いが、挿入されている漫画が非常によかった。箱宮ケイ氏が漫画を書いている。